

という悩みを解決する記事になります。
TOEICの公式問題集は使い方次第でほぼ確実に点数が上がります。
なぜなら、TOEIC公式問題集はいちばん本番に近い参考書だからです。
正しいTOEIC公式問題集の使い方で着実に点数を上げましょう。
記事の内容
- TOEIC公式問題集を使う前にすること
- TOEIC公式問題集の問題を解いてみよう
- 効果倍増なTOEIC公式問題集の復習方法
この記事の信頼性
私には、たった2ヶ月の勉強でTOEICのスコアを650→865にした経験があります。
contents
TOEIC公式問題集を使う前に
いきなりTOEIC公式問題集を解き始めても効果半減です。
先に知っておくべきことを解説します。
そもそもTOEIC公式問題集って何?
TOEICを主催しているIIBCが出版している唯一の模試なので、世にある問題集、模試の中でいちばん本番に近いと言われています。
確実にスコアアップしたいならTOEIC公式問題集は使っておくべき。
質の高い模試が2回分ついています。もちろん解説も充実。
高校レベルの英語力をつけておく
TOEICの公式問題集を解く前に、最低でも高校レベルの英語力はつけておくといいと思います。
そうでないと、ただ漠然と難しかったなぁで終わってしまうからです。
骨組みがゆるゆるなところに家は建ちません。
高校英語は基礎力の宝庫なので、勉強し直しましょう。
TOEICの問題傾向を知っておく
TOEICの問題形式や扱われるテーマについては一定の法則があります。
なので、各パートごとに適切な勉強法をこなしていくことで効率よくスコアをあげることにつながります。

TOEICには4つのパートがありますが、各パートごとの対策方法についてまとめている記事はこちら。
パートごとの問題形式がわかる記事
読むだけでTOEICの問題傾向が一通りつかめるようにしています。
サンプル問題で解いてみる
公式問題集には二つの模試の前に、サンプル問題がついています。
模試に取り組む前に実際の問題を見て、自分なりに作戦を立ててみてください。
目標を立てておく
自分が、どれくらいのスコアを取りたいのかをあらかじめ把握しておきましょう。
その際、パートごとに正答したい問題数を書いておきましょう。
そうすることで、解き終わった後にどのパートがどのくらい足りないのかを可視化することができるので、復習もはかどりますよ。
ポイント
なんとなく、出来た、出来なかったで終わってしまうのを防止します。
TOEIC公式問題集の解き方
ここからは実際に公式問題集を解いていきますが、いくつか注意して欲しい部分があるのでひとつずつ解説していきます。
鉛筆で塗る、塗り方について
公式問題集にはマークシートがついているので、必ずマークシートを使って問題を解いて下さい。
また、シャーペンだと塗るのに時間がかかってしまうので鉛筆で塗りましょう。
鉛筆もあまり細く削り過ぎないようにして下さい。太さ命です。

Part3やPart4ではマークしながら問題を解くことになりますね。
塗っている間に聞き逃してしまうのはとてももったいないので、答えだと思う選択肢に線を引くだけでいいです。
そして次の問題の先読みに移る前に、ささっと塗ってしまいましょう。
スピーカーで聞く
イヤホンで練習するのはあまりおすすめしません。
TOEICの本番の試験では、音声はスピーカーで再生されるからです。
練習も本番と同じようにスピーカーでやりましょう。
自信を持って答えられなかった問題にチェックをつける
公式問題集の模試を解いていく中で、「今、聞き取れなかったなぁ・・・」という問題が出てくると思います。
適当に塗って正解してしまった問題は次回間違える可能性が高いので、問題を解きながらマークシートの問題番号に☑️を入れておきましょう。
ポイント
「自分の感覚と正解のイメージのギャップ」を見つけることが大切。
しっかり先読みする
特にTOEICPart3とPart4では、しっかり先読みをしてから問題に取り組みましょう。
先読みするだけでTOEICpart3、part4を楽にすることが出来ます。
TOEIC公式問題集の復習方法
もちろん公式問題集を解いて終わりという人はいないと思いますが、正しい公式問題集の復習方法を知って効率よくスコアを上げましょう。
採点する
まずは丸付けをします。
公式問題集の答えの冊子にはスコア早見表がついていますが、かなりアバウトな点数が書いてあるので下のサイトで採点してください。
復習するべきポイント
TOEICの公式問題集を解き終わって必ず復習してほしいポイントは、
- 単語
- 発音
- 文法
この3つです。
どのように復習するか解説していきます。
単語
- 問題文にあって意味が分からなかった単語
- 解説を読んでみて、今まで見たことなかった単語
- 思っていた発音と違った単語
これらに該当する単語は要チェックです。
TOEIC特有の単語もあるので、よく出てくる単語や、自分がよく間違える単語をリストアップして、繰り返し見るようにしましょう。
単語が分からなければ、スコアは伸びません。
発音
TOEICのリスニングの音声には、4つの種類があります。
メモ
- イギリス英語
- アメリカ英語
- カナダ英語
- オーストラリア英語
アメリカ英語に関しては、高校受験や大学受験でたくさん聞いているので大丈夫という人もいると思います。
しかし、他の3種類のそれぞれの特有の訛りを理解できていない人が一定数いるはず。
上記の記事でTOEICリスニングの発音に関する事情は一通り理解できます。
文法
リスニングでうまく意味を取れない理由の一つとしては、時制の文法がしっかり理解できていないことが挙げられます。
読まれている音声がどの時制なのかを把握することによって、聞き取れる問題数を増やすことができます。
ポイント
文法を理解しないといつまでも点数は安定いない
先読みした時に日本語に訳せなかった部分を復習
Part3とPart4で文章が読まれる前に先読みをして欲しいのですが、その中で「これどういう意味?」という問題文や選択肢があるとしたら要注意です。
同じような問題文や選択肢が再登場した時に、また分からないということになってしますので早めに復習しておきましょう。
チェックをつけた問題を重点的に復習
公式問題集を解く中で、
メモ
- よく分からなかった
- 聞き取れなかった
- 聞き取れたけど答えがどれか分からなかった
これらの問題にチェックをつけておいて、重点的に復習しましょう。
裏を返せば、そういった問題はあなたの伸びしろです。
TOEIC公式問題集の具体的な復習方法
ディクテーション
ディクテーションとは、聞こえた音声を一字一句書き取る作業です。
全部やるのは流石に大変なので、本当にわけ分からなかった問題だけで大丈夫です。
その代わり、ディクテーションすると決めた問題については、完璧にディクテーションできるようにして下さい。
シャドーイング
シャドーイングはTOEICリスニング対策として最強と言われています。
>>TOEICリスニングはシャドーイングで対策
上記の記事でガッツリ解説。
音読
音声をかけずにスクリプトを読みます。
自分の発音に違和感を感じるところがあれば、そこが聞き取れないポイント。
音読と英語の音声のギャップを埋めていく作業です。
最初はTOEICのPart1、Part2のような短文からスタートしても構いません。
TOEIC公式問題集とアプリで勉強
TOEIC公式問題集とアプリで勉強を同時に使いましょう。
ポイント
アプリで勉強した内容をTOEIC公式問題集で力試しという流れが最強。

本当に効果のあるものを3つ厳選しています。
公式問題集の正しい使い方をマスターして点数アップ
TOEIC公式問題集の使い方を合計で21個取り上げました。
>>序盤に戻る
公式問題集を全問解けるようになれば本番でも目標のスコアを十分狙えるので、全問暗記するくらいの勢いで取り組みましょう。
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