

という悩みに答える記事になります。
記事の内容
- TOEICPart2の問題形式
- TOEICのpart2の苦手攻略方法
- TOEICパート2で効果的な対策について
TOEICのpart2は一番対策しやすいと言われているので、TOEICpart2が苦手だという人は伸びしろだらけ。
この記事を最後まで読めば、どうやってTOEICpart2を対策するかをイメージできます。
記事の信頼性
私には2ヶ月間の勉強でTOEICの点数を650→860にした経験があります。
【TOEICPart2対策】問題傾向をつかむ
TOEICのPart2の問題形式は最初に1文読まれた後に、その文の応答として適切なものを3つの選択肢の中から答えるもの。
TOEICPart2の問題1つ目
TOEICの公式ホームページからサンプル問題を紹介します。
例題1
1人目:Where's the new fax machine?
(新しいファックスはどこですか。)
選択肢
- A: Next to the water fountain.
- B: I'll send the fax tomorrow.
- C: By Wednesday.
答えはAです。

というのはいったん置いといてください。
この形がTOEICPart2の一番オーソドックスな問題です。
5W1Hの質問文が先に読まれて答えが1つ、明らかな誤答が2つ読まれるパターン。
注意ポイント
water fountainは冷水機のこと。
TOEICPart2の問題2つ目
次に、難しめの例題も作ってみました。
例題2
1人目:Do you know who will be in charge of this project?
(このプロジェクトの責任者は誰になるかご存知ですか。)
選択肢
- A: Mr.David did.
- B: I need to charge my phone.
- C: It is not yet decided.
答えはCです。
最初の文は間接疑問文。
5W1Hから始まる文ではありませんが、疑問の形になっています。
Whoという単語を聞き取れた時に人の名前が聞こえると早とちりしてしまいそうですが時制が違うことがあるので注意。
TOEICPart2のひっかけパターン
chargeという単語があるのでBにも反応してしまいそうですが、同じ単語で複数の意味があるものは気をつけましょう。
このchargeは充電という意味で使われています。
注意
TOEICのPart2が苦手な人はこういった引っかけに弱いので注意
TOEICPart2は難化してます
TOEICが新形式になってTOEICのPart2は問題数が減少しましたが、その分問題の難易度は高まっています。
具体的な理由として
- TOEIC特有のテクニックが通用しなくなった
- いじわるな問題が明らかに増えた
- 想像力が必要な問題が増えた
ここら辺が挙げられます。
他のパートと比べても難化のスピードは速いので、TOEICPart2に苦手意識を持つのも無理はありません。
【TOEICPart2対策】苦手を克服する方法
【結論】消去法です。
選択肢が3つしかないのでかなり有効な手段になります。
一方で、3つの選択肢を完璧に聞き取ることができたとしても選択肢の前に読まれる文が分からなければ正答できません。
こういうことを言うと


となりそうですが、TOEICのPart2は対策可能です。
【TOEICPart2対策】苦手意識を克服する勉強法
【結論】ディクテーションする
TOEICpart2対策に一番効果的だと言われているのがディクテーションです。
ある意味TOEICPart2はディクテーションに最適な問題と言えます。
この後のPart3、Part4の対策にもつながりますよ。
ディクテーションの効果を引き出す3つのステップ
やることはいたってシンプル。
3つのステップに分けたので、この通りにやっていきましょう。
- 文章を聞いて、聞けなかった問題をリストアップする。(解けた問題でも聞き取れなければリストアップ)
- リストアップした文章をもう一度聞く。(もちろんですが、文をランダム順にして再生してください)
- 聞き取れた通りに実際に書いてみる。
文章にするとそんな大したことをしていないようですがかなり有効です。
注意
最初は、ほとんど聞き取れず果てしない量の文をディクテーションしなくではいけなくなるので、1週間くらい問題演習した上で、始めるといいとです。
ディクテーションを簡単にする方法
誰でもしっかりディクテーションが出来るアプリはスタディサプリだけ。
ディクテーションをするための機能が充実していて、やり方がいまいちわからないような人でも簡単にできるのでおすすめ。
【TOEICPart2対策】苦手克服は可能か
ディクテーションの効果は絶大です。
具体的に効果は3つ。
- 英文がしっかり解釈できる
- 集中力・瞬発力が上がる
- 推察力がつく
英文がしっかり解釈できる
明らかに聞けるようになったというのを実感できるレベルで改善出来ます。
私がディクテーションの練習を始める前は単語がちらほら聞けていたレベル。
しかし3週間このトレーニングを続けて大体の文は一語も違わずに聞けるようになり、TOEICPart2は安定して2ミス未満になりました。
集中力・瞬発力が上がる
特に最初の文はある程度細部まで聞き取らなくてはならないため、そこにパワーを持っていく必要があります。
ディクテーションのトレーニングでは、毎回全部聞き取れなければならないので集中力と瞬発力は向上していきます。
推察力がつく

という状況になることがほとんどだと思います。
ある程度推察して埋めていかないといけない場面が多いです。
50%しか聞き取れなくてもなんとか正解していく力がつきます。
【TOEICPart2対策】3つのテクニック
最後に、TOEICPart2対策として知っておくと有利に立てるテクニックを3つお伝えしていきます。
- 似たような音が聞こえたら選択肢から外す
- 最初の2語だけ聞ければ答えられる
- 時制に気をつける
似たような音が聞こえたら選択肢から外す
百発百中ではないものの かなりの高確率で有効です。
最初に読まれた文の中で使われている単語と同じ、または似た発音の単語が聞こえてきたら、誤答と判断していい場合が多いです。
最初の2語だけ聞ければ答えられる
5W1Hのような疑問詞さえ聞き取れればある程度正答できます。
ただ、先ほど例題で出題したようなひっかけ問題もあるので注意しましょう。
時制に気をつける
これは1文目を聞き逃した際の最終手段になります。
単純に過去か、現在か、未来かといって程度で構いません。
最初の1文から連想されるような単語や会話として成立しそうなものでも、時制が違うので誤答ということがあります。
よく聞き取れなかったら、選択肢を聴く際に時制に気をつけてみると少し正答率が上がります。
TOEICPart2苦手対策まとめ
TOEICPart2対策のためのテクニックもお伝えしましたが、一番は英語力の向上が大切です。
今はTOEICPart2が苦手という人でも対策していけば着実に伸びていくので、毎日少しずつ積み上げていきましょう。
他のパートについても対策方法を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
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