

今日はこういった悩みを解決します。
記事の内容
- TOEICPart7の問題形式
- TOEICPart7対策が難しい4つの理由
- TOEICPart7の正答率を24%上げる勉強法
- TOEICPart7対策はアプリ
TOEICPart7対策が一番大変だと言われていますし、多くの人が苦手としています。
中には諦めてしまう人もいるようですが、TOEICPart7対策をしなければ絶対に点数は伸びません。
時間はかかるものの誰でも攻略は可能なのでTOEICPart7の勉強法を解説。
この記事の信頼性
たった2ヶ月の勉強でTOEICのスコアを650→865にした中でパート7の正答率を62%→86%にした経験があります。
TOEICPart7の問題形式
大きく分けてこの三つです。
TOEICPart7の問題形式
- シングルパッセージ
- ダブルパッセージ
- トリプルパッセージ
シングルパッセージ
No. 149 What is suggested about Mr. Benavidez?
(A) He has hired Salinas Products to distribute his products.
(B) He has agreed to sell his business to Salinas Products.
(C) He has recently been hired as an employee of a school.
(D) He has been chosen to be the new president of Salinas Products.
ダブルパッセージ
No. 176 According to the advertisement, why should customers visit the Business Audio Pro Web site?
(A) To hear voice samples
(B) To add a new phone number
(C) To submit a credit card payment
(D) To request recording equipment
トリプルパッセージ
No. 196 In the advertisement, the word “top” in paragraph 1, line 2, is closest in meaning to
(A) maximum (B) favorite (C) important (D) upper
かなり分量が多く慣れていないとメンタルやられますが、しっかり読めばちゃんと答えられるものがほとんど。
ひねられたものは出ません。
速く正確に読んでいく能力が試されます。
例題について
TOEIC公式ホームページ
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format.html
TOEICPart7対策が難しい4つの理由
- 読む文章が多くなっている
- 近道はありません
- 対策しても結果につながるまでに時間がかかる
- ”not indicated”がくせもの
読む文章が多くなっている
TOEICPart7はぶっちゃけ問題1つ1つはそこまで難しいものではありませんので、時間が無限にあればハイスコアは出しやすいです。
しかし、TOEICリーディングの時間は75分しかなく他のパートを解くことも考えると正味55分くらいで54問解かなくてはなりません。
つまり、1分1問ペースでやっていくということ。
参考までに、パッセージの量を考えると1分間に200単語のペースが目安と言われています。
近道はありません
TOEICですぐに点数を上げる方法を検索すると、コツやテクニックは一応出てきます。
しかし、TOEICPart7に関してはあまり実用的ではありません。
なぜなら、TOEICPart7は54問もあり汎用的なテクニックなどないからです。
小手先のテクニックをため込んでもそんなに点数は変わらないので、英語力をつけていきましょう。
対策しても結果につながるまでに時間がかかる
多くの人が挫折する1番の原因だと思います。
毎日コツコツやってその分伸びていけばやる気も保てますが、なかなかそうはいきません。
なぜなら
文章を訳せるようになる→文書を理解できるようになる→問題を解けるようになる
このプロセスを経ていく必要があるからです。
特にTOEICPart7では各ステップのハードルが高め。
ポイント
文章を訳せるようになるだけでは問題は解けませんが、ここを勘違いしている人が多く挫折していきます。
”not indicated”がくせもの
TOEICPart7の中で1番難しい設問が”not indicated”を問われる問題。
理由は、選択肢とパッセージが対応する箇所が文章のあちこちに散りばめられているからです。
ある選択肢は
- 1つ目のパッセージの下の方
- 他のは3つ目のパッセージの上の方
といった感じで、根拠となる部分がバラバラに配置されているので大変です。
ポイント
つまみ読みすると効率が悪く、結局全部目を通すことになりがち。
TOEICPart7勉強法【正答率を24%↑】
【結論:たくさん英語に触れましょう】
かなり当たり前で元も子もないのですが、本質はこれです。
TOEICPart7の勉強時間をのばして正答率を高めるための勉強法は4ステップ。
- よく出るテーマを抑えておく
- 文法、単語力を鍛える
- TOEICPart6の長文は楽勝にする
- 多読→精読
よく出るテーマを抑えておく
直近のTOEIC公式問題集3冊、計6回分の模試からTOEICのPart7では多く出題されているテーマを分析した結果がこちら。
パッセージの種類 | 登場回数 |
Eメール | 43 |
webページ | 19 |
記事 | 13 |
テキストメッセージ、チャット | 12 |
インフォメーション | 11 |
広告 | 10 |
オーダー | 7 |
メモ | 6 |
手紙 | 5 |
レポート | 4 |
スケジュール | 4 |
招待状 | 2 |
登場回数ベスト3のパッセージテーマについてもそれぞれ解説していきます。
Eメール
トリプルパッセージではほぼ必ず出てきます。
抑えておきたいポイントは以下の通り。
ポイント
- メールの受け手と出し手を最初に把握する
- 冒頭の文で、それぞれの立場を把握する
- 折り返しのメールとは限らない
- 最後に何を要求しているかを把握する
Webページ
特にトリプルパッセージでよく出題されています。
抑えるべきなのはこちら。
ポイント
- すみずみまで読みすぎない。箇条書きで列挙されていることもある
(設問で問われたら読むようにした方が効率的。) - ページのタブで何についての文なのかを把握する
- 連絡先やクーポン情報に注意を払って読む
記事
記事が扱われている問題は、最初のパッセージが記事です。
気をつけるべきポイントはこちら。
ポイント
- 度々出てくる日付には注意。時系列をきっちり把握。
- タイトルで記事のテーマを把握する。
- 主人公が誰なのかを把握する。
文法、単語力を鍛える
TOEICPart7に必要な文法、単語力はPart5を対策することによって強化する事ができます。
完璧にする必要はありませんが、せめてPart5で半分くらいは正解できるくらいの文法、単語力を身に付けておきたいですかね。
TOEICPart5にまだ自信がない方はこちら。
TOEICPart6の長文は楽勝にする
TOEICPart7の対策に気が進まない人はPart6で練習してからでもOK。
パート6の方がパート7に比べると簡単で読む量も少ないので取り組みやすいです。
パート6も7も本質的には変わらないので、TOEICPart7に苦手意識が強い人はパート6から始めましょう。
ポイント
先にパート6で慣れてからパート7を対策していくという選択肢もある
多読→精読
- まずはたくさんの英語に触れることで知識量を蓄える
- 知ってる知識が増えてくると結果的に読むスピードが上がる
この流れを忘れないでください。
いきなりスピード重視で頑張ってしまう人がいるのですが、それでは正答率は安定しません。
ポイント
読むスピードは「無理やり上げる」ではなく、「自然に上がる」ものです。

ある程度多読して、読むスピードが速くなってきてからやっていきましょう。
最初から精読トレーニングを始めてしまうと、なかなか先に進まず英文に触れる量が減ってしまいます。
ポイント
多読してたくさんの英文に触れながら知識をつけていく→多読した後でも意味が取れない英文は精読
TOEICPart7対策はアプリ
TOEIC対策は基本的にアプリ1つで十分で、参考書や問題集を買う必要はないです。
しかし、このTOEICPart7対策に関しては

という人もいるので紙の参考書でも構いません。
TOEICPart7対策まとめ
TOEIC対策で一番難易度が高いPart7ですが、毎日コツコツ練習していけばじわじわ結果が出てきます。
正直TOEICPart7をしっかり対策している人はほとんどいないので、頑張っただけスコアに反映されるのは確実。
一番差がつきやすいパートなので踏ん張って対策していきましょう。
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