

という悩みに答える記事になります。
記事の内容
- TOEICの採点方法と点数分布
- TOEICのランクごとの能力
- TOEICの点数の目安
この記事ではTOEICの点数分布と目安について100点ごとに解説いきます。
また、現在のスコアから目標スコアまで伸ばすために使うべき教材も紹介。
この記事の信頼性
私には、たった2ヶ月の勉強でTOEICのスコアを650→865にした経験があります。
contents
TOEICの採点方法
TOEIC Listening & Readingテスト
- Listening:5~495点
- Reading:5~495点
- 合計スコアは10点~990点
5点刻みで表示されます。
また、TOEICでは素点がそのまま最終得点になるわけではありません。
各試験の難易度の偏りによってスコアが上下しないよう、毎回統計処理が行われ、得点の調整がなされています。
ポイント
自分の実力に変化がない限り評価が一定に保たれるのが、TOEICスコアの特徴です。
TOEICの点数分布
2019年10月のデータをもとにTOEICの点数の分布が分かるグラフを作ってみました。
(エクセルで作った感満載になりすいません笑)
TOEICの点数分布【全体】
TOEICの点数分布【リスニング】
TOEICの点数分布【リーディング】
こうしてみると、リーディングは高得点を取るのが、かなり難しいことがわかります。
すぐにTOEICの点数をあげたい方は、リスニングの方から重点的に攻略しきましょう。
TOEICの平均点
TOEICの平均スコアは570~600点くらいです。(回によりますがだいたいこのくらい)
リスニングの方がリーディングよりも点数は高くなっています。
大学生のTOEIC平均点
公式ホームページから求めると
- リスニング:313
- リーディング:254
- 合計:567
社会人のTOEIC平均点
同じく、公式ホームページから求めると
- リスニング:332
- リーディング:271
- 合計:603
履歴書に書けるTOEICの点数の目安
英語が関係ない職場であれば、平均スコアを超えているすなわち、600くらいは欲しいところですね。
ただ、外資系の企業になってくると800くらいは必要。
TOEICの点数が高く出やすい月
実力よりも少し高く点数が出るのはラッキーですよね。
理論上ですが、TOEICの点数が高く出やすい月はあります。
先程の分布はどの回でも同じなので、受験生の多い回に受けた方が有利になりますね。
受験生が多くなるトップ3は1,3,9月で、いちばん多いのは3月です。
高校卒業して受ける人も多い3月が狙い目。
ちなみに、4月が一番TOEICのスコアが出にくいとされています。
TOEICの点数基準【5つのランク】
TOEICでは受験者を5つのランクに分けていて、あなたの英語のレベルを推定できます。
- Aランク(860点以上)
- Bランク(730点~860点)
- Cランク(470点~730点)
- Dランク(220点~470点)
- Eランク(220点未満)
Aランク(860点以上)
Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができるレベル。
Aランクがひとまずのゴール。
Bランク(730点~860点)
どんな状況でも、適切なコミュニケーションができるレベル。
通常会話は完全に理解でき、応答もはやい。
Cランク(470点~730点)
日常生活はOK。限定された範囲内では業務上のコミュニケーションもできるレベル。
通常会話であれば、要点を理解できて応答にも支障はありません。
Dランク(220点~470点)
通常会話で最低限のコミュニケーションができるレベル。
ゆっくり話してもらうか、繰り返しや言い換えをしてもらえば、簡単な会話は理解できます。
Eランク(220点未満)
コミュニケーションができるまでに至っていないレベル。
単純な会話をゆっくり話してもらっても、部分的にしか理解できていません。
TOEICの点数目安【100点ごとに解説】
TOEICのスコア100点ごとに英語で出来ること、能力について解説していきます。
TOEICの点数が900点以上の人
正しく文法を理解しているだけでなく、語彙量も豊富なので高度な英文についても解釈可能。
また、英文の細部まで聞き取れる能力を持っています。
TOEICの点数が800点以上の人
就活、転職においてかなり優位になるスコア。
日常生活についてはほぼ不自由なくこなす能力があります。
TOEICの点数が700点以上の人
日本では英語はできる部類に入りますが、ビジネスで英語に使うのはギリ最低限といったところです。
スラスラ話せるわけではないものの、相手の言っていることはとりあえず分かるレベル。
TOEICの点数が600点以上の人
日本のTOEIC平均点よりは高いです。
細部まで理解できないもののある程度は聞き取ることが出来ます。
複雑な英文には太刀打ちできないレベル。
TOEICの点数が500点以上の人
履歴書に書くのは微妙なレベルです。
基礎力はついてきていますが、簡単な単語や言葉しか使えません。
TOEICの点数が500点未満の人
まだ、基礎力が付いていないレベルです。
日常会話もかなり限定的な場面ではできますが、基本的には難しい。
自分のTOEICと目安の能力を比べてみて、、
今は、点数が低くても大丈夫です。
自分の立ち位置をしっかり把握して、今後の対策に活かしましょう。
TOEICの点数を効率的に上げる方法
TOEICのスコアを上げるための教材はアプリ1つで十分です。
紙の参考書や問題集で勉強するのは時代遅れなのでやめましょう。
TOEICの点数を短期間上げる勉強法

「TOEIC初心者に向けて初心者でも出来た7つ勉強法」というタイトルで、TOEICの勉強法について解説。
実体験も交えて、効率的にTOEICを対策する方法を紹介しています。
TOEICの点数分布まとめ
今回は、TOEICの点数分布とそれぞれのランク帯でできることについて紹介しました。
自分のTOEICの目標点数を決めて、目的を持って勉強してきましょう。
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