

今日はこういった悩みを解決します。
記事の内容
- シャドーイングの効果
- シャドーイングのやり方
- シャドーイングに最適な教材
シャドーイングとは、聞こえてきた英文を追いかけてそのまま声に出す練習方法です。
このシャドーイングはTOEICリスニング対策に最適だと言われています。
そこで今回はシャドーイングの効果的なやり方と使うべき教材について解説。
シャドーイングが得意になればTOEICリスニングで9割も狙えます。
この記事の信頼性
私には、たった2ヶ月の勉強でTOEICのスコアを650→865にした経験があります。
シャドーイングの効果
シャドーイングの具体的な効果はこの3つになります。
- 文として聞けるようになる
- 聞き取れていない部分が明確になる
- リーディングのスピードが上がる
文として聞けるようになる
TOEICリスニングが聞き取れない原因として「単語単位でしか聞き取れていない」ことが挙げられます。
聞こえてきた単語を組み合わせてなんとか正解している感じ。
これではなかなか点数が安定しません。
しかし、シャドーイングで文単位で発音することによって単語同士のつながりを意識できるようになります。
聞き取れていない部分が明確になる
うまく聞き取れていない部分は当然発音できません。
- どの単語が聞き取れていないのか
- どのイディオムを知らなかったのか
がはっきりするのでリスニングの上達スピードが上がります。
リーディングのスピードが上がる
シャドーイングはリスニング対策だけではありません。
文ごとに発音するので、文単位で理解できるようになるからです。
ほとんどの人は単語を1つ1つ読んで訳していきますがそれでは解き終わりません。
ポイント
シャドーイングでリーディングスピードも上がる
シャドーイングは4ステップ
シャドーイングのやり方はいろいろありますが、今回はこの手順を紹介します。
- スクリプトなしでシャドーイング
- スクリプトありでシャドーイング
- 発音できない部分をチェック
- チェックした文だけもう一度練習
順番にみていきます。
スクリプトなしでシャドーイング
まずは何も見ずにシャドーイングをやります。
TOEICのリスニング音声を流して頑張って追いかけてみましょう。
ほとんどの人はスピードについていけずに置いてけぼりになってしまいますがそれでOK。
スクリプトありでシャドーイング
3回くらい練習したら、今度は英文を見ながらでいいので音声を追いかけてみましょう。
自分が聞き取れていなかったところがはっきりしてくるはずです。
注意ポイント
厳密にはシャドーイングではなくオーバーラッピングですが、今回はシャドーイングということにします。
発音できない部分をチェック
2ステップまで練習したら発音できていない箇所にチェックしていきましょう。
途中で置いてけぼりになってしまう場合は、発音できなくなる最初の部分をマーク。
この作業をすることで、自分の弱点が明確になります。
チェックした文だけもう一度練習
うまく発音しきれなかった文章をもう一回シャドーイングしてみましょう。
英文を見ながらでも構いませんができれば見ないでやれるといいですかね。
このステップで確実に発音できるようになりましょう。
80%くらいできたからOKというのはNGです。
ポイント
数こなすことよりも聞き取れる英文の数を1つずつ積み上げていくことが大切
シャドーイングに最適な教材
シャドーイングの練習しながらTOEIC対策するならスタディサプリが最適だと言えます。
理由は以下の二つ。
- 初心者が自力で練習するのは難しすぎる
- スキマ時間にも練習できる
初心者が自力で練習するのは難しすぎる
ここまで読んで薄々感じているかもしれませんが、シャドーイングはかなり負荷の高いトレーニングです。
なので、英語に慣れていない人がいきなりシャドーイングをするとほぼ間違いなく挫折します。
一方スタディサプリではシャドーイングを穴埋め形式で始められるので初心者でも簡単。
あなたのレベルに応じて難易度を変更することも可能なので、ストレスなくレベルアップできます。
スキマ時間にも練習できる
本を持ち歩かなくてもアプリで移動時間などにささっと練習できます。
声が出せなくても心の中で発音して練習できますからね。
シャドーイングができるアプリは何個かありますが、どれも使いにくかったのでおすすめできません。
いろいろな教材を使って勉強してきましたが、この二つの条件を満たせるのはスタディサプリのみでした。
シャドーイングを極めて短期間でスコアを上げましょう。
シャドーイングをやる際の注意点
実際にシャドーイングをしていく中での注意点はこの2つです。
- 徐々にスピードを上げていく
- 最初から完璧にはできない
徐々にスピードを上げていく
最初は0.75倍速などで始めても構いません。
いきなりノーマルスピードだとうまくできない人がほとんどですからね。
無理して続けてもあまり意味がないので自分のペースに音声を合わせましょう。
最初から完璧にはできない
ここをわかっていないと苦しみますかね。
シャドーイングはかなり地味な練習ですし、すぐに効果が出るわけではないので継続が大切。
少しずつ出来るようになるものだと思って取り組んでいきましょう。
TOEIC対策はシャドーイングでOK
TOEIC対策はシャドーイングをやっておけばとりあえず大丈夫です。
すぐに成果が出るとは限りませんが、じわじわ効果が出てくるのでコツコツ練習しましょう。
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